2019年5月21日(火)

テキーラ生産5%成長 今年見通し

小売り・外食
中南米
2019/3/22 12:06
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【メキシコシティ=丸山修一】メキシコの代表的な蒸留酒「テキーラ」の生産が伸びている。テキーラの振興を進める業界団体によると今年の生産量は前年比で5%増えそうだ。大半が輸出されており、最大消費地である米国で安定的な成長が見込めるほか、アジア向けなどでは2桁増が期待できるという。

原料となるアガベの栽培も管理されている(メキシコ・テキーラ村)

テキーラの振興やブランド保護を進める業界団体、全国テキーラ産業会議所(CNIT)のロドルフォ・ゴンサレス会長が地元メディアに語った。

ゴンサレス氏によると今年のテキーラ生産、輸出とも前年比5%増を見込んでいる。巨大市場になっているメキシコや米国では1~2%の成長を予想するほか、新たな市場として開拓を進めているアジアや中南米、アフリカでは10%を超える成長となる見通しだ。

テキーラはメキシコ中部のハリスコ州など一部の認定された州で、決められた原料や工程で作られたものだけがテキーラという呼称を名乗れる。原料となるアガベの栽培から生産、出荷まで全てテキーラ規制委員会(CRT)とよばれる非営利団体が管理しており、品質やブランドを守っている。

世界的に蒸留酒の人気が高まる中、テキーラメーカーを巡る買収劇も目立っている。近年は熟成期間を長くした高級ラインの製造が増えているうえ、生産に原料の供給が追いつかないとの懸念も高まっており、全体的な価格も上昇している。

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