ナイキ、12~2月期7%増収 中国で高成長続く
【ニューヨーク=河内真帆】米スポーツ用品大手ナイキが21日発表した2018年12月~2019年2月期決算は、最終損益が11億100万ドル(約1219億円)の黒字(前年同期は9億2100万ドルの赤字)に転換した。ネット通販や直営販売店など直販ルートが好調で、売上高は7%増の96億1100万ドルに拡大した。

地域別売上高は主力の北米が7%増となったほか、中華圏が19%増と大きく伸びた。同社は「消費者向け直販事業は全世界的に好調だったが、とくに中国で高成長が続いている」とコメントした。