2019年7月16日(火)

米、中国の海運2社に制裁 対北朝鮮制裁違反で

2019/3/22 5:14 (2019/3/22 10:27更新)
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【ワシントン=永沢毅】米財務省は21日、北朝鮮による国連安全保障理事会の制裁逃れを支援したとして、中国の海運企業2社を新たに制裁対象に加えたと発表した。北朝鮮と「瀬取り」と呼ばれる違法な洋上取引などをしている船舶のリストも公表。制裁網の引き締めを通じ、非核化交渉の進展につなげる狙いがある。

海上自衛隊が撮影した東シナ海での「瀬取り」。北朝鮮船籍のタンカー(左)に船籍不明の小型船舶がホースを接続している=防衛省提供

海上自衛隊が撮影した東シナ海での「瀬取り」。北朝鮮船籍のタンカー(左)に船籍不明の小型船舶がホースを接続している=防衛省提供

北朝鮮にかかわる制裁は、物別れに終わった2回目の米朝首脳会談後初めて。財務省によると、大連に拠点を置く中国企業が北朝鮮の情報機関、朝鮮人民軍総参謀部偵察局傘下の企業に物資やサービスを提供していたという。この北朝鮮企業は過去に米国から制裁指定を受けている。別の中国企業は、欧州に拠点を持つ北朝鮮高官に定期的に物資を調達する手助けをしていた。

ムニューシン財務長官は声明で「北朝鮮との違法な取引を隠そうとしている海運会社は大きなリスクにさらされることを明確にする」と表明した。

制裁逃れの取り締まりを強化するため、財務省や国務省は瀬取りにかかわったとしている18隻、北朝鮮産の石炭を輸出したとみられる49隻の船舶のリストも公表した。船籍は北朝鮮だけでなく、アフリカのシエラレオネなど他国のものもある。

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