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ブラジル前大統領が逮捕、汚職関与の疑いで

【ワシントン=外山尚之】ブラジル連邦警察は21日、汚職に関与した疑いでテメル前大統領を逮捕した。同氏は大統領の任期中も収賄や捜査妨害に関わった疑惑があったが、議会を使い起訴を拒否していた。

地元メディアによると、原子力発電所の建設に関わる収賄容疑で逮捕されたという。テメル氏は2016年8月、弾劾されたルセフ元大統領を引き継ぐ形で大統領に就任し、18年末まで大統領を務めた。今年1月にボルソナロ大統領が就任したことで不逮捕特権がなくなり、捜査対象となっていた。

ブラジルでは国営石油会社ペトロブラスと建設会社の契約に政治家が関与したことが発覚し、政財界を巻き込んだ大規模な汚職の構造が明らかになっている。これまでにルラ元大統領が有罪判決を受けるなど、大物政治家が次々と逮捕されていた。

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