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イチローが引退発表 「後悔などあろうはずない」

2019/3/21 23:45 (2019/3/22 1:10更新)
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米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役引退を発表した。同日に東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕シリーズ第2戦後に記者会見し、「きょうのゲームを最後に日本で9年、米国で19年目だった現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました」と語った。

マリナーズのユニホーム姿で会見場に現れたイチローは「最後にこのユニホームを着てこの日を迎えられたことをたいへん幸せに感じている」と感慨に浸った。

2018年5月にマリナーズの会長付特別補佐に就任し、練習を続けながら現役復帰を目指した今季は、マイナー契約の招待選手としてキャンプに臨んだ。だが、深刻な打撃不振に陥り、来日前のオープン戦から24打席連続無安打のままシーズン開幕を迎えていた。

アスレチックス戦の1回、右翼の守備に就き、ファンの声援に応えるマリナーズのイチロー外野手(21日、東京ドーム)=共同

アスレチックス戦の1回、右翼の守備に就き、ファンの声援に応えるマリナーズのイチロー外野手(21日、東京ドーム)=共同

引退を決断したのは、来日前の春のキャンプ終盤だったという。「もともと東京ドームでプレーするところまでが契約上の予定だったが、キャンプ終盤でも結果が出ずにその(球団の)決断を覆すことができなかった」と語った。

21日のアスレチックス戦は20日に続き、9番右翼で先発出場。4打数無安打で8回途中の守備で交代した。「やっぱりヒット1本打ちたかったし、(ファンの期待に)応えたかった。結果を残して最後を迎えたら一番いいなと思っていた」と残念がった。

それでも試合が終わっても東京ドームを埋めた観衆の多くが球場にとどまり、コンサートのアンコールのように「イチロー」と絶叫した。「あの出来事、あんなもの見せられたら後悔などあろうはずがありません」と素直に喜びを表現した。

愛工大名電高から1992年にドラフト4位でオリックス入団。日本プロ野球史上初のシーズン200安打を達成した94年から7年連続の首位打者に輝いた。

マリナーズに移籍した01年には242安打を放って首位打者と盗塁王を獲得し、ア・リーグ最優秀選手と新人王にも輝いた。04年に262安打で大リーグのシーズン最多安打記録を更新するなど、大リーグデビューから10年連続で200安打をマークした。12年7月にトレードでヤンキースへ移籍し、15年からはマーリンズでプレー。18年にマリナーズに復帰した。

16年6月に日米通算で大リーグ記録の4256安打を上回り、歴代22位となる通算3089安打を放った。日米通算ではピート・ローズ氏の大リーグ記録4256安打を上回る4367安打をマークした。

日本代表として06年と09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場。09年決勝の韓国戦で延長十回に決勝適時打を放つなど、日本の大会2連覇に大きく貢献した。

不断の努力を重ね、周囲の評価を覆すだけの結果を残し続けてきた28年に及ぶプロ生活。貫いてきたのは「野球のことを愛したこと」と語った。自身に憧れる野球少年に向けては「夢中になれるものを見つけられればエネルギーを注げる。そういうものが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける。いろんなことにトライして、自分の好きなものを見つけてほしい」と、45歳はメッセージを送った。

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