「国民車からITカーへ」 現代自、ソナタを5年ぶり刷新

2019/3/21 19:13
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【ソウル=山田健一】韓国現代自動車は21日、主力セダン「ソナタ」を5年ぶりに全面改良して発表した。ソナタは韓国で累計154万台販売され、韓国国民なら一度は乗ったことがあると言われる「国民車」。新型モデルは現代自の車として初めてスマートフォン(スマホ)と連携した電子キー機能を盛り込んだ。現代自は自社の「IT(情報技術)カー」の先駆けと位置づける。

新型ソナタは、トヨタ自動車やホンダの車と激しく競う米国では20年に販売される見通し(21日、ソウル郊外)

現代自は新型モデルを「名前だけ残して全てを変えたスマートモビリティーデバイス」だと説明する。最大4台のスマホに車の電子キー機能を付与できる。電子キーを使うと車の外からでも車を最長7メートルまで前後に動かせる。

スマホと車が連携し、運転手が好む座席の位置や角度、オーディオ機器の音量などを記憶。運転手に合わせて好みの設定に自動で切り替わる。この機能は世界初といい、現代自幹部は21日の発表会で「保守的で家庭的なセダンとのイメージを覆す」と強調した。

価格は排気量2リットルのガソリン車で2346万ウォン(約230万円)から。19年後半にハイブリッド車(HV)モデルを投入し、19年末までに韓国で7万台超の販売を目指す。

ソナタは米国でも人気車種の1つで、トヨタ自動車の「カムリ」、ホンダの「アコード」と競合する。関係者によると、米国での販売は20年になる見通し。

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