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楽に上達 「4時打法」で飛ばそう(3)

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2019/3/25 6:30
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 梅本晃一さんは会社勤めを終えた定年後、大好きなゴルフを研究、いくつになっても楽に飛ばせて健康になり、スコアも大いに縮められる独自の生涯上達理論を構築、世のゴルファーに問うてきた。実際に上達できたゴルファーが続出したことで信頼度ががぜんアップ、それが「4時打法」である。いくら練習しても上達できない人は、ぜひ身につけてはいかがだろう。(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.41」から)

「インパクトがすべて」も「教えの盲点の一つ」だった

技術書や雑誌などで見かけた、「インパクトがすべてだ」というような一文も、恐らく多くのゴルファーが何度か目にした教えでしょうが、私からすれば、これも多くのゴルファーの混迷の源をつくり出し、強めてきた「飛ばせなくした元凶、教えの盲点の一つだった」といえます。

この教えはボールの真後ろ、つまり「3時をきっちり打つことがインパクトのすべて」と、ほとんどのゴルファーに伝わっていたはずです。

それが小さなボールの、3時という小さな点に何とか当てようとして、インパクトの瞬間に「当てにいく」「合わせる」などの「特別な調整」を行うことにつながってしまうのです。そしてそれが、スイングの自然な流れにかえってブレーキをかけることになります。

ビュッと自然には振れない、軌道をゆがめてしまう、アマチュアゴルファーの様々な変則フォームをつくり出してしまったのです。

インパクトは大事な要素には違いありませんが、この「インパクトがすべて」というのは、こういう弊害につながる、逆に上達を阻んでしまう教えでもあったのです。

ゴルフオンリーな日常の中で年中ボールを打ってきたプロと、休日などに趣味としてたまにしか打たない、ゴルフ環境がはるかに違う我々アマチュアとの間では、プロの表現力が不足していることもあり、解釈や理解の仕方にもズレが生じやすいものです。

素振りがいいフォームとなっているのは、「4時の辺り」を通過するように、そしてインパクトで「当てにいく、合わせる」などの不自然な軌道調整をしないで、自然にビュッと振れているからで、本番でそう振って打てばいいという単純なことだったのです。

そのように打たれたボールは少し右に飛び出し、飛距離も伸び、球速が落ち出す頃から左にカーブするように戻って行きます。これで簡単に「飛ぶドローボール」となります。

図1「4時打法」 アドレスして正面に見えるボールの4時の辺りを素振りの感覚で、やや右方向にビュッと打つ

図1「4時打法」 アドレスして正面に見えるボールの4時の辺りを素振りの感覚で、やや右方向にビュッと打つ

図1の矢印の先を、ボールを落としたい地点のやや右手に定め、やや右手に向け、素振りの感覚で、インパクトは意識しつつ、しかしそれは当てにいくのではなく、ヘッドが通過する途中にあると考え、軌道の調整をせずに、ビュッと自然にクラブを振り抜けばいいだけです。

スイング用語に「インサイドアウト」という言葉があります。これまでゴルファーの大半がその言葉と打ち方は知っていても、うまくドローが打てなかったはずです。その原因はインサイドアウトで3時を打とうとしていたからです。本来は、図1がまさにその用語を示す打ち方なのです。これで「インサイドアウト」の用語と図1とがつながり、「なぜ」の疑問が氷解します。

「4時の辺り」を打つことで「素振りのように」ビュッと振れるようになり、老若男女を問わず楽に飛ばせるようになります。年を取っても飛距離が維持できるはずと、楽しみな手応えも出てくるはずです。シニアもレディースも200ヤードくらいはドローで楽に飛ばせるようにきっとなれます。

76歳となった私ですが、「無理して飛ばさなくてもパーオンには苦労しない」「70台は当たり前」という、悠々とした姿での「自分に合ったゴルフ」が楽しめています。

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