FRB、警戒モードに転換 市場早くも利下げ観測
[有料会員限定]
【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)は20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、2019年中の利上げを見送り、9月末で資産縮小も終了する方針を示した。海外経済に下振れ懸念がにじみ、米国内も過大債務のリスクが横たわる。FRBは「金融政策の正常化」を停止して景気への警戒モードに転じるが、市場には早くも利下げ観測が浮かぶ。
「資産縮小は5月から減速し、9月には完全に停止する」。パウエル議...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1064文字
関連企業・業界
企業: