2019年5月24日(金)

ブラジル、政策金利6.5%で据え置き

中南米
2019/3/21 6:54
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【ワシントン=外山尚之】ブラジル中央銀行は20日、政策金利を年6.5%に据え置くと発表した。据え置きは8会合連続で、市場予想通り。「ブラジル経済は緩やかな回復の途上にある」と分析する一方、「世界経済の成長鈍化など、不確実性もある」として当面、様子を見るとした。

クリスマス商戦も堅調で、個人消費は徐々に回復しつつある(2018年11月、サンパウロ)

全会一致で据え置きを決めた。声明にはこれまで同様「足元のインフレ率は適切な水準だ」という表現を盛り込んだ。ブラジル地理統計院(IBGE)が12日発表した2月の消費者物価指数IPCAは前年比3.89%のプラスで、依然として低い水準にある。中銀は19年のインフレ率予測を3.9%と前回会合から引き下げている。

足元のブラジル経済は個人消費が徐々に戻りつつある一方、通貨安で経済が低迷する隣国アルゼンチンへの輸出が低迷するなど、一進一退の状況が続く。中銀は年末の政策金利予想を6.5%としており、据え置きが長引く可能性もある。

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