2019年5月21日(火)

ボルボ・カー、酒酔い運転検知カメラを標準装備へ

自動車・機械
ヨーロッパ
2019/3/21 1:09
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【ミュンヘン=深尾幸生】スウェーデンの高級車大手ボルボ・カーは20日、2020年代初め以降に発売する新型車から順次、酒酔い運転などを検知するカメラを標準装備すると発表した。ドライバーの様子を見守り、危険と判断すると自動的に減速して停車する。同社は20年以降に発売する車種に速度制限を導入する方針も示しており、安全性の高さをアピールする。

実験車両ではドライバーの酒酔いなどを検知するカメラをフロントガラス上部に設置した=ボルボ・カー提供

カメラの数や位置は検証中だが、実験車両ではフロントガラスの隅に配置した。画像を分析し運転者が飲酒運転やよそ見運転をしていないか判断する。一定時間ハンドル操作をしなかったり、目を閉じていたり、車線を大幅に逸脱したりするとまず速度を制限しコールセンターに警告することを想定、最終的には停車する。

米国の調査によると17年の死亡事故の約3割が酔ったドライバーによるものだったという。

ボルボ・カーは4日に、20年に発売するモデルから最高速度を時速180キロメートルに制限する方針を表明していた。20日には自由に速度制限を設定できるキーを標準装備することを発表した。「ケア・キー」との名称で、運転初心者の家族や友人に車を貸すときに使うことを想定している。

ボルボ・カーは保険会社と協議して、こうした先進安全機能を搭載した車両向けの保険を用意することも検討している。

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