2019年4月20日(土)

東電の電柱に5Gのアンテナ 通信3社が実験

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モバイル・5G
2019/3/20 20:17
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KDDIソフトバンク楽天の通信3社は次世代通信規格「5G」用のアンテナ設備を共用して通信する実証実験をすると発表した。実験期間は2019年4~9月。送配電事業者の東京電力パワーグリッド(PG)と組み、電柱の上に共用アンテナを設置する。5Gは現行の4Gに比べて多くの基地局が必要になる。設備を共用して投資を抑える。

通信各社はこれまで地下鉄のトンネルなどアンテナの設置が難しい場所では設備を共用することはあったが、通常のエリアで各社が設備を共用するのはほとんどなかった。電柱への設置は安全性などの観点から、これまで1本につき1社までが一般的だったという。

東電PGが関東圏の電柱に共用アンテナを置き、その下部に携帯各社がそれぞれ基地局を設置する。具体的な実験の場所等については今後詰める。実験では主に電波の干渉状況や安定性について調べる。

各社は設備の共用により、5Gの投資負担軽減を狙う。5Gで使う電波は4Gに比べて届く距離が短い。たとえば5G向けに割り当て済みの28ギガ(ギガは10億)ヘルツ帯の周波数は、半径数百メートル程度しか飛ばないといわれている。つながりやすいネットワークを構築するためにはこれまでよりも多くの基地局を設置する必要がある。NTTドコモとKDDIはそれぞれ、今後5年で5Gに1兆円を投資する方針だ。

3社は今後、東電PG以外の送配電事業者との取り組みも検討する。ドコモは「5Gの電波が実際に割り当てられたうえで、実験への参加を検討する」としている。

総務省は5Gの展開時に基地局の設置場所の確保が課題になるとし、18年末に屋内外で一部設備を共用するための指針を公表している。

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