川崎汽船、500億円弱調達 劣後ローンで資本増強
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川崎汽船は500億円弱の資金を新たに調達する方針を固めた。3月中にも主要銀行から劣後ローンを借り入れる見通しだ。劣後ローンは信用格付けの悪化を防ぐ効果がある。川崎汽船は採算の悪化した用船契約の解除などで損失が発生し、2019年3月期は1000億円の最終赤字になる見通しだ。劣後ローンでの資金調達で財務の悪化を軽減する。
みずほ銀行と日本政策投資銀行が融資を検討している。利率や各行の融資額などは調整...
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