2019年6月17日(月)

捜査資料100点以上放置 大阪の2警察署

2019/3/20 13:38
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大阪府警の2つの警察署で計100点以上の捜査書類や証拠品などが適正な場所に保管されずに放置されていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。未解決のまま時効になった事件や検察庁に送るべきだった書類も含まれているという。

府警は2016年、61署で捜査資料約8300点が放置されていたと公表。当時の調査に漏れがあった可能性もあり、管理がずさんだったとして経緯を調べている。

資料の放置が新たに見つかったのは羽曳野署と曽根崎署。羽曳野署では2018年末、署員が書類棚を整理していたところ、処理結果がわからない事件の書類を発見。曽根崎署では書庫で書類の廃棄作業中に見つかった。放置資料は2署合わせて少なくとも百数十点に上るという。

府警は今後、2署以外のほかの署でも資料の放置がなかったか調べる。

府警では12年以降、証拠品の紛失や捏造(ねつぞう)など捜査資料の管理を巡る不祥事が相次いだ。16年には全65署のうち61署で約2200事件の捜査資料約8300点を保管庫以外の場所に放置していたと発表。殺人事件10件も含まれていたが、いずれも公訴時効が成立していた。

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