2019年4月19日(金)

「19年は難しい一年に」サムスン株主総会

ネット・IT
エレクトロニクス
朝鮮半島
アジアBiz
2019/3/20 12:25
保存
共有
印刷
その他

【ソウル=山田健一】韓国サムスン電子は20日、株主総会を開いた。議長の金奇南(キム・ギナム)副会長は「2019年は難しい1年になる」と述べた。18年10~12月期の連結営業利益は四半期ベースで約2年ぶりの減益に転じた。株主からは全社の営業利益の7割以上を稼ぐ半導体部門の失速を不安視する声や、競争力を高める施策を問う声が相次いだ。

昨年5月の株主分割の効果で今年は前年比約2.5倍の1000人以上が株主総会に出席した(20日、ソウル)

19年から半導体部門のトップ、金奇南副会長が新たに議長を務めた。金氏は「メモリー事業をけん引してきたスマートフォン(スマホ)市場の成長鈍化により、19年は競争が激化して難しい1年になる」と説明した。市況については「在庫の調整期間が過ぎれば回復する」とし「19年後半から回復する」とした1月末時点の会社見解からトーンダウンさせた。

これに対し、ある男性株主は「中国の半導体メーカーの成長に対抗できるか」と質問。金氏は「半導体は技術障壁が高い。研究開発の推進と大胆な投資で最高の競争力を保つ」と述べた。

サムスングループを事実上率いる創業家出身の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は例年通り出席しなかった。李氏が韓国の前大統領への贈賄の罪に問われている事件に対して株主から意見や質問は出なかった。

サムスンは昨年5月、1株を50株にする株式分割を実施した。今年は前年比約2.5倍の1000人以上が株主総会に出席し、開始時間の午前9時を過ぎても会場に入れない株主が多かった。このためサムスンは20日午後、自社のホームページに謝罪文を掲載した。

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報