2019年4月20日(土)

VW、クルマを「走るスマホ」に 中国でサービス開発

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2019/3/20 3:24
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【ミュンヘン=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は19日、中国第一汽車集団との合弁会社と共同で「コネクテッド・カー(つながるクルマ)」向けサービスを開発する新会社を設立すると発表した。自動車をスマートフォン(スマホ)のように使うための消費者向けサービスなどを開発し、今年以降に発売する車両に搭載する。最重要市場と位置付ける中国の消費者が求める自動車づくりにつなげる。

VWは中国で「走るスマホ」戦略を加速する

VWは中国で「走るスマホ」戦略を加速する

新会社の名称は「MOSインテリジェント・コネクティビティ・テクノロジー(MOSI)」で、成都市に設ける。VW本体と、VWの中国での主力合弁生産会社である一汽VWの共同出資で設立する。

10億元(約170億円)を投資し、一汽VWで生産し今後発売するすべてのVW車向けにデジタルサービスの開発やデータ分析などを手掛ける見通しだ。

中国では購入する自動車を選ぶ際の基準が、エンジンなどの走行性能よりも、ネットとの接続機能などを重視する消費者が増えている。こうした機能を強化しVWにとって最大市場である中国での成長を維持する。

中国の新車販売は18年に28年ぶりに前年割れした。VWも主力のVW乗用車ブランドが17年比2%減となり、19年1~2月も前年同期比5%減と苦戦している。

第一汽車との合弁では、単独の車名だった「ジェッタ」を新ブランドの名称に格上げすることを2月に発表。まずセダンのほか2車種の多目的スポーツ車(SUV)を投入する。VWブランドよりも価格を下げるとみられ、地方都市の若い消費者を取り込む狙いだ。

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