2019年5月24日(金)

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ラグビーW杯まで半年、「精神面がカギ」とジョセフ日本代表HC

2019/3/20 5:00
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ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の開幕(9月20日)まであと半年。日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は、2月から進めている国内合宿の充実に自信を深めつつ、本番のカギは精神面にあると語る。

ジョセフHCはこの先、チームを二手に分けて強化を進める

ジョセフHCはこの先、チームを二手に分けて強化を進める

代表候補の30人強は国内で合宿中。昨年まではトップリーグやスーパーラグビー(SR)との兼ね合いで、選手たちが練習を長期間ともにするのが難しかった。「コーチとして苦悩していたが、今年は最高の準備ができる。選手を1年間コントロールし、W杯に専念できる」とHCは喜ぶ。

たっぷりある時間を攻守の戦術の修正や、組織プレーの熟成に充てられた。フルコンタクトのメニューを早めに入れた代償でケガ人も出たが、猛練習を好むHCは「卵を割らないとオムレツは作れない」と割り切る。

合宿は20日に終了し、チームは二手に分かれて実戦でもまれる。SH田中史朗(パナソニック)らの主力中心にSRのサンウルブズに合流。他の選手はHCのもとでSRの2軍と戦う。「厳しい実戦が必要な者をSRに送る。他の選手は(別チームで)自信とリーダーシップを養う」。手元で鍛えたい選手や故障明けの者のために、別の環境を用意したという。

合宿に参加せずに当初からサンウルブズでプレーしていた20人弱を含め、まだ約60人が選考の対象になっている。前回大会の日本は1年前からW杯メンバーの31人をほぼ固めていた。それに比べて連係を練る時間が不足する懸念もあるが、「いい競争ができている」とHC。プロップ山下裕史(神戸製鋼)らのサンウルブズでの活躍で、チーム力が底上げされると歓迎する。

日本は昨秋、ニュージーランド(NZ)やイングランドと対戦。点差は開いたが狙いの攻撃が機能した場面もあり「期待以上の戦い」とHCを喜ばせた。「スキルやスピード、フィットネスがあることは分かった。勝ちきるために後はメンタルを鍛えないといけない」

2月の合宿中、一部の選手がファンの前に連日姿を見せず帰ってしまった。W杯で大観衆を前に戦うことを考えれば、内気に過ぎるのでは? そう問うと、HCはグータッチを求めた上で答えた。「私も同じ問題を感じている。だが、手は打っているので良くなるはずだ」。自国開催の重圧への対処も成功のカギ。課題の克服へ、NZの名門オタゴ大で心理学を専攻したHCの腕が問われる。(谷口誠)

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