トリプルワン、富士通エレとマイニングチップで提携

2019/3/19 20:02
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半導体開発スタートアップのTRIPLE-1(トリプルワン、福岡市)は19日、仮想通貨ビットコインの採掘(マイニング)に使う半導体チップの販売で富士通エレクトロニクスと提携したと発表した。トリプルワンは回路線幅が7ナノ(ナノは10億分の1)メートルと最先端の集積回路(ASIC)を製品化しており、半導体商社の富士通エレと組んで販路を広げる。

7ナノのマイニング用半導体チップ「KAMIKAZE」

トリプルワンが開発した7ナノのチップ「カミカゼ」は、従来の16ナノのチップに比べて計算能力が2倍近いという。2018年2月に設計を終え、生産は半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)に委託している。量産体制にめどがついたため、海外にも販路を持つ富士通エレと連携して販売を拡大する。

仮想通貨のマイニング装置を巡っては、ビットコイン価格の急落や競争激化を背景にGMOインターネットが半導体チップを含む装置の自社開発から撤退するなど、逆風も吹いている。トリプルワンはマイニング装置の開発には乗り出さず、マイニング用チップに特化し、市場が大きい中国などで供給先を増やす考え。

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