2019年5月20日(月)

「十八親和銀」を発表、十八銀・親和銀合併で

金融機関
九州・沖縄
2019/3/19 19:12
保存
共有
印刷
その他

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は19日、傘下の親和銀行と十八銀行が合併し2020年10月に発足予定の新銀行の名称「十八親和銀行」を正式発表した。福岡市のふくおかFG本社で会見した十八銀の森拓二郎頭取は「両行の名前を残せて良かった。取引先や株主総会でも要望の声があった」と述べた。長崎経済の活性化に向けた施策も明らかにした。

新銀行の本店は長崎市銅座町の十八銀本店と同じ場所に置く。親和銀本店は「佐世保本部・佐世保営業部」として活用する。コーポレートカラーは雲仙ツツジの色であるピンクを採用。ロゴは十八親和の頭文字「JS」で、県民鳥であるオシドリ2羽をイメージした。

ふくおかFGは4月1日に十八銀と経営統合する。20年10月にはふくおかFG傘下の親和銀と十八銀が合併する予定だ。銀行名は営業店の看板や振込用紙など広く使われている。顧客の利便性を損ねないため、合併1年半前の段階で公表した。長崎でしのぎを削ってきた2行だけに、行内融和を図る狙いもある。

4月1日の統合後には、取引先のデジタル化による生産性向上支援や、長崎大学と連携した創業支援、地域産品の発掘から流通まで一気通貫で提供する地域総合商社の立ち上げを検討している。親和銀の吉沢俊介頭取は「シナジー効果を発揮してレベルの高いサービス提供したい」と述べた。

ふくおかFGの柴戸隆成社長は「長崎は人口減少が進むが、ポテンシャルはある。生かしていきたい」と力を込めた。

長崎では期待と注文の声が聞かれた。長崎県の中村法道知事は「地域経済活性化のけん引役として、リーダーシップや支援機能を発揮してほしい」と話した。長崎経済同友会の坂井俊之代表幹事は新銀行の名称について「スタートとしては分かりやすくて良いと思う。将来は新たな名称も検討してほしい」と語る。

その上で「大手行に比べ、生産性向上やM&A(合併・買収)提案が弱い印象だった。統合でコンサル機能を強化して欲しい」と注文した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報