井山王座は準決勝敗退 ワールド碁、決勝は中韓対決

囲碁・将棋
2019/3/19 18:43
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準決勝で柯潔九段(左)に敗れ、対局を振り返る井山裕太王座(19日、東京都千代田区)

準決勝で柯潔九段(左)に敗れ、対局を振り返る井山裕太王座(19日、東京都千代田区)

囲碁の国際棋戦、ワールド碁チャンピオンシップ2019(主催・日本棋院、特別協力・日本経済新聞社)の準決勝2局が19日、東京都千代田区の日本棋院で打たれた。白番の井山裕太王座(29)は中国の柯潔九段(21)と対戦し、193手で投了に追い込まれた。これで日本勢は準決勝までに敗退。20日の決勝は柯九段と韓国の朴廷桓九段(26)の中韓対決となった。

対局後、井山王座は「今の自分なりには戦えたし、チャンスは多かったが、結果に結びつかず残念。力を蓄えてまた世界に挑みたい」と話した。1回戦で敗れた張栩名人(39)とともに日本勢は姿を消した。

井山王座(白)対柯九段(黒)
最終譜面・193手まで

井山王座(白)対柯九段(黒)
最終譜面・193手まで

ニギリで井山王座が白番となり、マネ碁のようなスタートとなった。左上から難しい戦いが続く中、右辺の白72~88の折衝で井山王座がポイントをあげた。

柯九段は黒97から左下で地を稼いだが、井山王座は中央の黒石を攻めてリードを広げる。しかし攻防のなかで「読み抜けがあった」と井山王座。白154、156の二段バネが疑問手だったもようで、逆転負けを喫した。解説の村川大介八段は「有望な展開だったが、わずかなミスで及ばずに残念だった」と話した。

朴九段(白)対 申九段(黒)
最終譜面・182手まで
○52(38)●53(40)○64(47)

朴九段(白)対 申九段(黒)
最終譜面・182手まで
○52(38)●53(40)○64(47)

もう一方の準決勝は、大会2連覇中の朴九段が韓国の申眞ソ九段(19)と対戦。序盤で優勢を築いた朴九段が182手で白番中押し勝ちした。序盤から朴九段が地で先行すると、中央の白の大石に対する猛攻をうまくしのいで勝ちきった。

決勝の模様は「ワールド碁特設サイト」(http://igooza.nikkei.co.jp/worldGo/)でライブ中継します。

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