2019年4月26日(金)

宇部興産、菓子などで使用の「ふくらし粉」に金属片

環境エネ・素材
サービス・食品
2019/3/19 17:35
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宇部興産は19日、同社が生産する重炭酸アンモニウムに1~2ミリメートル程度の金属片が入っていたと発表した。ビスケット製品などの「ふくらし粉」や電子部品の原料として使う素材で、工業用途と食品用途あわせて50社に製品を納入済み。使用停止を求めている。菓子製品の自主回収を決めたヤマザキビスケット以外の49社から、問題の指摘はないという。

宇部興産の宇部ケミカル工場(山口県宇部市)で生産する重炭酸アンモニウムのうち、1月30日以降に生産した製品に1~2ミリメートルの金属片が混入していた。2月21日の内部調査で発覚した。

重炭酸アンモニウムは、反応槽と呼ぶ容器の中でアンモニア水と炭酸ガスを混ぜ合わせることで作る。内部調査後に槽内を調べたところ、原料の混合に使う撹拌(かくはん)翼と呼ぶステンレス製の部品が破損していた。反応槽は1987年製。撹拌翼を含む装置全体を毎年1回点検しているという。18年5月の点検では問題はなかった。

宇部興産は19年2月21日から、1月30日以降に生産した重炭酸アンモニウムを納入した50社に使用停止などを求める連絡をした。

(矢野摂士)

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