シラスウナギ 国内漁獲、過去最低ペース 年初から5割高
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ニホンウナギの稚魚、シラスウナギの国内漁獲量が過去最低ペースとなっている。漁期は12月から4月までだが、全国の漁獲量は今のところ2トン未満と前年度の5分の1。土用の丑(うし)の日に向けて養殖業者は不足分を中国や台湾から輸入している。最大の消費地、日本での不漁を受けて東アジアの稚魚相場は1キロ250万円と、年初から5割値上がりした。稚魚の値上がりは小売価格の押し上げ要因になる。
「40年以上稚魚を...
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