味の素、血中アミノ酸検査で認知症リスク診断

2019/3/19 16:46
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味の素は19日、同社が手がける血液検査「アミノインデックス」について、来年をメドに認知症のリスクも診断できるサービスに拡充する方針を明らかにした。今年の4月から複数のがんや脳卒中、心筋梗塞といった三大疾病などが一度に診断できるサービスとなるが、さらに認知症リスクまで診断範囲を広げる。

味の素のアミノインデックスは血液中のアミノ酸の濃度のバランスを分析することで、現在がんである可能性を診断したり、将来的な心筋梗塞などのリスクを調べたりできる。がんになると特定のアミノ酸濃度が大きく変化する傾向があり、これらの情報からリスクを3段階で判定。がんの種類によってアミノ酸の濃度バランスも変わるため、診断後に特定のがんに絞って精密検査できるといった利点もある。

4月から心筋梗塞などのリスク判定もできるようになるが、同サービスの導入にあたり京都大学や滋賀県長浜市と連携。市民の血液検査データをもとに新サービスを開発した。認知症でも大学や自治体などと連携してデータを集め、開発を進めていくとみられる。

同社ではがんや認知症など様々なリスクが一度に検査できるサービスの需要は高いとみている。ただ検査などを受ける機会が少ない高齢者らもいるとみており、今後は贈答用商品としての展開も検討していくとした。

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