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楽天ポイントで資産運用 女性・若年層に広がり

2019/3/28 12:00
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ネット通販「楽天市場」での買い物などでたまる「楽天スーパーポイント」。累計付与数が1.2兆ポイント(1ポイント=1円に相当)を超えるこの膨大なポイントプログラムを活用し、楽天グループが資産運用サービスの間口を広げている。

楽天グループが展開するのは、証券口座がなくてもポイントで投資を疑似体験できる「ポイント運用」と、楽天証券の口座でポイントを使って投資信託を購入できる「ポイント投資」。楽天証券で投信積み立てする場合に「楽天カード」のクレジット決済を利用すると、ポイントが付与されるなどの特典もある。

2017年8月に導入したポイント投資は、女性や若年層の利用の伸びが鮮明だ。サービスの利用状況などについて、楽天・プラットフォーム戦略統括部の新藤翔氏と小笠原貴大氏、楽天証券・アセットビジネス事業部の松井巴香氏に話を聞いた。

――「ポイント運用」の利用状況は。

楽天の新藤氏(左)、小笠原氏(右)と楽天証券の松井氏(中央)

楽天の新藤氏(左)、小笠原氏(右)と楽天証券の松井氏(中央)

新藤氏「具体的な利用者数は今のところ開示していませんが、幅広い年齢層に使ってもらっています。アクティブコースとバランスコースの2つがありますが、より値動きの大きいアクティブコースを選択する人が多いです。リスクに対して割り切りができるのは、(実際のお金を使わない)ポイント運用の強みだと思います」

小笠原氏「楽天証券に口座を持っていない人がポイント運用を始めるケースが多いですが、ここで疑似投資を体験した後に口座を開設する人が増えています。オンライン上では、ポイント運用の画面から楽天証券の口座開設画面にすぐ行けるしくみを整えています」

――楽天ならではの「ポイント運用」の魅力は。

新藤氏「ポイント自体に強みがあることです。ポイントのたまりやすさには定評がありますし、使い道の選択肢も広いです。たまったポイントで気軽に始めることができ、運用で増えたポイントを引き出して通常の買い物などに回せる便利さがあります」

新藤氏「ポイント運用のウェブページには、金融系独特の難解な表記などはありません。あくまで疑似的に投資を体験してもらうことに重点を置き、資産運用への心理的抵抗を低くすることを考えています。グループ内に証券会社を持っているため、手軽なポイント運用から本格投資まで、一貫してサービスを提供できる点がメリットです」

――「ポイント投資」の開始から1年半がたちました。反響は。

松井氏「資産運用の初めの一歩として、ポイントを使って投信を買う人が多いです。積み立て型の少額投資非課税制度『つみたてNISA』に使う人も増えています。最近は月間で5万~6万の新規口座開設があり、このうち4割は女性です。ポイントを利用した投信の買い付けは、利用者の平均年齢が総合口座全体よりも10歳ほど若いのが特徴で、ポイント投資の導入で顧客層が女性や若年層に広がっているのを実感しています」

松井氏「昨年10月末からは楽天カードのクレジットカード決済で投信の積み立てをすると、ポイントがたまるようになりました。つみたてNISAも対象です。積み立て投資が増えると短期での解約が少ないので、口座数だけでなく預かり残高の伸びが期待できます」

(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

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