人気輝く「太陽の塔」 内部公開1年、入場は30万人超

2019/3/19 10:08
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1970年大阪万博のシンボルで、万博記念公園(大阪府吹田市)に立つ「太陽の塔」の内部公開が連日盛況となっている。公開が始まってから19日で1年。2月末までの入場者は30万8千人に達した。2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の開催決定で、注目は今後も続きそうだ。

「太陽の塔」内部にあるオブジェ「生命の樹」(大阪府吹田市)=共同

「太陽の塔」内のプロローグ空間にある「地底の太陽」(大阪府吹田市)=共同

太陽の塔は高さ約70メートル。芸術家の岡本太郎さんがデザインし、大阪万博全体のテーマ「人類の進歩と調和」を表現した。

万博後は原則非公開だったが、大阪府は16年10月から総工費約18億円をかけて改修。18年3月19日に一般公開を始めると希望が殺到し、土日の予約が数カ月先まで埋まる状況が続いた。

塔内の薄暗いプロローグ空間に足を踏み入れると、全長約11メートルのオブジェ「地底の太陽」に圧倒される。原生生物が人類へと進化する過程を示した高さ41メートルのオブジェ「生命の樹」もあり、高さ30メートルまで階段で上がりながら進化の歴史をたどることができる。

万博記念公園事務所の梅田彩香さんは「訪れた人は『中にこんなものがあったのか』とびっくりする」と話す。岡本さんが「べらぼうなものを作りたい」と精力的に制作に取り組み、テーマに反して人類の進歩を否定するような表現も盛り込んだ塔は現在も多くの市民を引き付け、繰り返し訪れる人も多いという。

今月21~24日には、内部公開1周年を記念して開館時間を通常の午後5時までから午後9時までに延長。来場者には記念シールを配布する。内部の見学料は高校生以上700円、小中学生300円。前日までにオフィシャルサイトからの予約が必要。〔共同〕

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