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ワンランク上の観光バス 奈良交通、「朱雀」を公開

奈良交通が4月から運行を開始する貸し切り用の大型観光バス新車両「朱雀」が18日、公開された。鉄道やバスの超豪華車両が話題を集める中、ターゲットを富裕層に絞るのではなく、「ワンランク上」を意識した手ごろな高級感が特長だ。

奈良交通の貸し切りバス特別車両「朱雀」(18日、奈良市)

車両は落ち着いた赤を基調とした2回塗りの塗装。キトラ古墳(奈良県明日香村)の極彩色壁画などで知られる「四神」にちなんで名付けた。今後「青龍」「白虎」「玄武」を順次追加する計画がある。

「朱雀」は内装も赤が基調だ

乗客用は横4席縦8列の32席。通常の観光バスより前後間が20センチ広く、レッグレストや足置き台を付けた。内装も赤が基調で「和」の雰囲気が感じられる間接照明とした。座席後方のトイレは温水洗浄便座付き。

座席にコンセントやUSBポートを配置し、スマートフォンの充電に対応しているほか、ドライバーの体調に異変があった際などに乗客が天井付近のスイッチでバスを停車させることができるシステムなど最新の安全装備も充実させた。

同社主催旅行のほか、旅行会社のツアーや団体などの貸し切り利用に対応する。主催旅行は日帰りで1万5000円、1泊2日で4万円程度で、2月、3月は計630席を売り出し、即日完売する人気ぶりだったという。

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