太陽光発電、「作りすぎ」を乗り越えろ
再生エネ 現場の悩み(3)
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太陽光発電の出力量が原子力発電所8基分に相当する九州。全国の2割弱の太陽光が集まるこの地域の悩みは発電量が増えてもすべてを使い切れないことだ。
JR博多駅から新幹線とタクシーで約45分。まるで海のように一面に並んだ太陽光パネルが姿を現す。芝浦グループホールディングス(HD、北九州市)が運営する「みやま合同発電所」(福岡県みやま市)だ。
敷地は東京ドーム7個分に相当する約33万平方メートルで、敷き詰...
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