3月の関西景気、輸出と生産を下方修正 日銀大阪支店

2019/3/18 17:24
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日銀大阪支店は18日、3月の関西金融経済動向で、景気の個別判断のうち輸出と生産を下方修正した。それぞれ3年1カ月ぶり、3年4カ月ぶり。景気減速懸念がくすぶる中国向けに半導体や設備関連が鈍っていると分析した。ただ関西景気全体の基調を変えるほどではないとして、関西景気の総括判断は「緩やかな拡大を続けている」と14カ月連続で据え置いた。

輸出と生産は中国向けに弱さが出ているものの、米欧向けは米国への建機需要などで増加している。国内向けの生産は内需の緩やかな拡大で堅調だという。

輸出と生産以外の個別判断は据え置いた。インバウンド(訪日外国人)消費は百貨店の免税売上高が1月に下振れたものの、足元では「好調さを取り戻しつつある」との声が聞かれるとした。

日銀大阪支店の山田泰弘支店長は18日の記者会見で、関西景気の総括判断据え置きの理由を「輸出、生産、インバウンドが関西経済をけん引する構図に大きな変化はない」と説明。そのうえで輸出と生産への影響が大きい海外経済について「中国と結び付きが強い欧州経済や米中貿易摩擦の動向などを注視していく」と述べ、慎重に点検していく考えを示した。

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