2019年6月16日(日)

阪急交通社、高額ツアー向けに新型バスを導入

サービス・食品
2019/3/18 16:28
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阪急交通社は18日、4月から国内の高額ツアーで利用するバス2台を公開した。座席数は通常のバスの半分以下の18席で、余裕を持って座れるのが特徴。コーヒーや酒類なども無料で提供する。12日間かけて東日本や西日本を98万円で周遊する高額ツアーなどに導入し、シニアや富裕層などの需要を獲得していく。

高額の周遊ツアーなどに利用する

バスの名称は「クリスタルクルーザー菫(すみれ)」。自社でバスを所有するのは初めて。座席数は通常のバスの半分以下の18席で足元が広いほか、背もたれも129度まで深く倒せる。

バスは茶色やワインレッドを基調としたデザインで、JR東日本の豪華列車の「トランスイート四季島」を手掛けた奥山清行氏がデザインした。眺望を重視して窓を広くとるために荷棚を無くしており、代わりに座席の前にかばんを入れられる収納箱を設けた。

松田誠司社長は最近の顧客動向について「豪華でゆとりのある旅行を求めるお客様が増えている」と話す。新型バスは富裕層向けブランド「クリスタルハート」のツアーに導入する。

東日本と西日本それぞれで12日間かけて周遊するツアーでは、温泉などを巡るほか豪華な食事を提供する。価格は大人1人あたり98万円。今後は星野リゾートの「界」に泊まるツアーなどにも利用する方針だ。

豪華バスはクラブツーリズム(東京・新宿)やJTBも導入している。阪急交通社も参入することで、富裕層やシニアの需要争奪戦が一段と激しくなりそうだ。

(長尾里穂)

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