2019年4月22日(月)

スペインのスタートアップ見本市 出展企業が報告会

スタートアップ
2019/3/18 15:51
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スペイン・バルセロナで2月末に開かれたスタートアップ見本市「4YFN」に出展した企業の報告会、「日経イノベーションミートアップ」(日本経済新聞社主催)が15日夜、東京都内で開かれた。4YFNは世界最大の携帯関連見本市「MWC19バルセロナ」と毎年同時に開催される。出展したスタートアップ経営者らは海外企業との関係構築につながったと報告した。

スタートアップの見本市「4YFN」の様子を説明する参加者(15日、東京・渋谷)

今年から日本貿易振興機構(JETRO)が出展を支援した4YFNには日本のスタートアップ20社が参加した。ビーコン端末で高齢者らを見守るサービスを提供するジョージ・アンド・ショーン合同会社(東京・渋谷)は、海外企業との個別面談が1日20件ほど設定できたという。井上憲代表は「欧州やアジア企業と接点ができ、非常に有益だった。来年も出展したい」と話した。

複数の対話アプリ間で使える多言語翻訳サービスを手がけるKotozna(ことつな、東京・港)は海外進出の可能性を探ったところ、「スペイン語に対応する様子を見せ、現地の人にかなり興味を持ってもらえた。韓国企業などとも具体的な商談が進んだ」(後藤玄利代表取締役)と好感触を得た。家事支援ロボットのミラロボティクス(川崎市)も海外メディアに露出するなど、注目を集めたという。

スタートアップ支援のアクティブビジョン(東京・千代田)の川端康夫代表取締役は「農業や食品、ヘルスケアなど(消費者向けの)サービス分野の企業が目立った」と話した。日本勢にも存在感があったという。一方で、「MWCと併催だがスタートアップ同士の交流が多く、大企業との接点は少ない印象だ。大企業との商談につなげたいならMWCに出展すべきだ」と目的に応じて出展する見本市を選ぶべきだと指摘した。

JETROによると、各社は4YFNが開かれた3日間で1社当たり100件ほどの商談ができていたといい、参加した20社の多くが来年も4YFNに出展したいと答えたという。海外の見本市に参加して進出の機会を探るスタートアップは今後も増えそうだ。

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