2019年5月21日(火)

2事故に「明白な類似点」 エチオピア機墜落で運輸相

自動車・機械
中東・アフリカ
北米
2019/3/18 8:54
保存
共有
印刷
その他

【ナイロビ、ニューヨーク=共同】エチオピアのダグマウィット運輸相は17日、墜落したエチオピア航空の最新鋭旅客機ボーイング737MAX8のフライトレコーダー(飛行記録装置)を分析した結果、昨年10月にインドネシアで起きた格安航空会社(LCC)ライオンエアの同型機墜落との間に「明白な類似点」があると明らかにした。AP通信が報じた。

墜落したエチオピア航空機からとみられるボイスレコーダー=AP

暫定調査の報告書を1カ月以内に公表するという。同型機は既に世界各地で運航が一時停止されているが、2件の事故の原因が機体の不具合と判明した場合、ボーイング社の経営への打撃は避けられないとみられる。

ボーイングのミュイレンバーグ社長兼最高経営責任者(CEO)は17日、当局の調査に引き続き協力する姿勢を示した上で「(自動失速防止装置の)ソフトウエアの更新と操縦訓練の見直しに向けた仕上げをしている」との声明を出した。

ダグマウィット氏によると、飛行記録装置の状態は良好で、フランスの航空事故調査局(BEA)が中心となり、ほぼ全てのデータを取り出すことに成功した。

エチオピア航空機とライオンエア機は、いずれも離陸直後に墜落した。ライオンエア機の事故でインドネシアの国家運輸安全委員会は昨年11月末、暫定報告書を公表。機体の制御に必要なデータを計測する機器が故障し、自動的に機首を下げるシステムが作動していたと指摘した。

737MAX8は燃費性能に優れ、ボーイングの人気機種の一つ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報