2019年6月17日(月)

NZ政府、銃規制強化を協議 事件後初の閣議

2019/3/18 8:40
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【シドニー=松本史】ニュージーランド(NZ)政府は18日、クライストチャーチで起きた銃乱射事件後初めての閣議を開き、銃規制強化について協議する。アーダーン首相は事件を受けて関連法案を改正する意向を表明しており、銃登録制度の整備などが話し合われるとみられる。

事件の犠牲者に花を手向ける男性(18日、クライストチャーチ)=ロイター

アーダーン氏は閣議に先立ち、ウェリントンの国立図書館を訪れ、事件の犠牲者を追悼する記帳簿を設置した。

15日にクライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)2カ所で50人が死亡した事件では、殺人容疑で訴追されたオーストラリア国籍のブレントン・タラント容疑者(28)が5丁の銃を所持していたことが明らかになっている。同容疑者は2017年に銃所持のための免許を取得していた。

NZは16歳以上で犯罪歴のチェックや講習などを受ければ、比較的容易に銃所持の免許が取得できる。NZで購入される銃の大半は狩猟や家畜を守る目的とされ、銃犯罪自体は少ない。ただ、銃保有のための登録制度がなく、こうした環境が凶行を許したとの指摘が出ている。

白人至上主義に傾倒していたとみられる同容疑者について、豪当局も捜査を進めている。豪公共放送ABCなどは18日午前、警察の対テロ部門が豪ニューサウスウェールズ州にある住居2軒を家宅捜索したと伝えた。タラント容疑者は同州のグラフトン出身で地元の高校を卒業後、スポーツジムなどに勤務していた。

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