明石市長に泉氏3選 暴言で辞職、出直し選

2019/3/17 21:47
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兵庫県明石市の泉房穂前市長(55)が部下への暴言で辞職したことに伴う出直し市長選は17日投開票され、無所属の泉氏が、無所属の元市長、北口寛人氏(53)と共産党の新人、新町美千代氏(71)を破り3選を果たした。投票率は46.84%。市議選と同日だった前回を1.34ポイント上回った。投票数全体に占める泉氏の得票率は69.57%だった。

兵庫県明石市の出直し市長選で勝利し、支持者から祝福される泉房穂前市長(17日、明石市)=共同

兵庫県明石市の出直し市長選で勝利し、支持者から祝福される泉房穂前市長(17日、明石市)=共同

泉氏は、市内の事務所前で支援者らにあいさつし「改めて市民の期待をひしひしと感じ、応えたいという思いを強くした。迷惑を掛けた責任と、これからの明石に対する責任を果たしていく。市職員とも信頼関係を築きたい」と話した。

市選挙管理委員会によると、辞職した泉氏の任期は4月末までで、4月の統一地方選で再び任期満了に伴う市長選が実施される。泉氏は「改めて出馬して市民の判断を仰ぎたい」と明言した。今回の市長選費用は約8千万円で、市議選と同日実施となる4月は約1億1千万円が見込まれる。

泉氏は選挙戦で「暴言は到底許されない。反省している」と謝罪を繰り返した上で、子育て政策の実績をアピールした。返り咲きを狙った北口氏は今回の選挙を「税金の無駄」と批判。新町氏はパワハラ根絶を主張したが及ばなかった。

兵庫県明石市の出直し市長選で勝利後、神妙な表情を見せる泉房穂前市長(17日午後、明石市)=共同

兵庫県明石市の出直し市長選で勝利後、神妙な表情を見せる泉房穂前市長(17日午後、明石市)=共同

泉氏は2017年6月、道路拡幅工事に伴う雑居ビルの立ち退きが遅れているとして、市長室で市幹部に「火を付けて捕まってこい。燃やしてしまえ」などと厳しく叱責した。今年1月に問題が発覚し、2月に辞職。告示直前の今月7日に出馬表明した。

泉氏は明石市出身。NHKディレクターや弁護士、旧民主党の衆院議員を経て、11年の統一地方選で市長に初当選した。〔共同〕

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