「宇宙やサイバーで防衛力整備」 首相、防衛大で訓示
「従来の発想では国を守れず」 北朝鮮問題に触れず

2019/3/17 16:45
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安倍晋三首相は17日、神奈川県横須賀市の防衛大学校の卒業式で訓示し「サイバー空間や宇宙空間における活動に各国がしのぎを削る時代だ。陸・海・空の従来の枠組みにとらわれた発想のままではこの国を守り抜くことはできない」と述べた。

防衛大学校の卒業生と握手する安倍首相(17日午後、神奈川県横須賀市)=共同

防衛大学校の卒業生と握手する安倍首相(17日午後、神奈川県横須賀市)=共同

「新しい防衛大綱のもと、宇宙、サイバー、電磁波といった領域で我が国が優位性を保つことができるよう、次なる時代の防衛力の構築に向け、今までとは抜本的に異なる速度で変革を推し進めていく」と語った。

例年触れていた北朝鮮の核・ミサイル問題については直接言及しなかった。

「いまや自衛隊は国民の9割から信頼を勝ち得ている。政治もその責任をしっかりと果たさなければならない」と強調。「自衛隊が強い誇りを持って職務をまっとうできる環境を整えるため、全力を尽くす決意だ」と、憲法に自衛隊を明記する9条改正に改めて意欲を示した。

今年の卒業生は478人で、うち女性は48人。カンボジアやインドネシア、モンゴル、フィリピン、タイなどからの留学生が計25人。民間企業への就職などで任官を辞退した人は49人で昨年より11人増えた。

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