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田中が堂々の初防衛 追撃許さず打ち合い制す

2019/3/16 22:20
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12回、一発逆転をかけて挑んでくる田口に対して最後まで一歩も引かず激しく打ち合い、打ち勝った。元ライトフライ級統一王者を相手に6~10ポイント差をつけての完勝。23歳の王者は「一つの試合としては、年間最高試合でもいいんじゃないか」と胸を張る。

9回、田口良一(左)を攻める田中恒成(16日、岐阜メモリアルセンター)=共同

9回、田口良一(左)を攻める田中恒成(16日、岐阜メモリアルセンター)=共同

待ち望んでいたカードだ。ともにライトフライ級王者だった2017年、大みそかに対戦することに合意していた。だが田中の両目の負傷のため一度は白紙になった。「(対戦を)望んできて良かった。(田口さんの)強さ、良さを感じたし、たくさん勉強させてもらった」

序盤は一進一退。3回、挑戦者の連打からの右ストレートを浴びて膝が落ちる危ない場面もあった。「いいパンチをもらったから崩れた。一瞬、ダメージはありました」

ただ、パンチのスピード、フットワークともに上回る王者は追撃を許さない。強烈なボディーブローをたたき込み、相手のスタミナを奪う。中盤以降は完全にペースをつかみ、挑戦者の攻撃を空回りさせていく。

スピードを生かした戦いを続けても、勝利は動かなかっただろう。だが2年越しで実現した試合だ。「想像以上の必死さ」で挑んでくる田口を相手に逃げたくなかった。12回の打ち合いも「わざと足を止めた。倒しにいくためと、思い切り(パンチを)打つため」。

リスクを冒す戦いは見るものを引き込んだ。ただ、試合全体を振り返れば「前のめり」になって無用な被弾もした。一級品の素材ながらもまだまだ粗削り。それは若き王者も分かっている。「てっぺんで勝ったわけじゃない。まだまだ上がある」と、さらなる成長を誓った。

(馬場到)

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