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ハーフ120人の写真集 日系人写真家、98カ国地域

日本人と外国人の間に生まれた「ハーフ」として生きるのはどういうことなのか――。日系ベルギー人の写真家テツロー・ミヤザキさん(40)が120人のハーフを撮影した写真集「H●fu2H●fu(ハーフ・トゥ・ハーフ)」が、4月1日からインターネットで発売される。

「自分以外のハーフが出生にどのような思いを持っているのかを探りたい」。佐賀県出身の父とベルギー人の母との間に生まれたミヤザキさんは、2016年の夏からハーフへの取材プロジェクトを開始。ネットで資金を募る「クラウドファンディング」などで支援を集め、撮影とインタビューを通じてハーフの心情に迫ってきた。

写真集は全152ページ。日本と98カ国・地域にルーツがある120人が「日本人であるとは、どういうことでしょうか?」「ハーフに対する差別は、時とともに良くなってきたと思いますか?」などといった疑問を問い掛ける。

そのまなざしや表情にはさまざまな経験や意思が表れている。ミヤザキさんは「友人や家族と一緒に見て、自分たちのアイデンティティーを考えるきっかけにしてほしい」と話す。

写真集は29.5ユーロ(約3700円)=送料別。購入はプロジェクトのホームページ(https://hafu2hafu.org/)から。〔共同〕

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