2019年5月20日(月)

九電、11年ぶり賃金改善 JR九州はベア300円で回答

環境エネ・素材
九州・沖縄
2019/3/15 20:09
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2019年春季労使交渉で、九州の主要企業の間では15日までに回答が相次いだ。JR九州は月300円のベースアップ(ベア)実施で労働組合に回答。九州電力は11年ぶりの賃金改善の実施を決め、個人の成果に応じて平均月700円賃上げする。

九電は電力小売り全面自由化などで経営環境は厳しいものの、従業員の意欲向上や社会情勢などから踏み切った。労組側は全員を対象とした賃金改善で平均月3000円を要求していたが、会社側は全員ではなく個人の成果に応じて実施するとした。年間一時金は4.2カ月分の要求に対して回答は4.02カ月分。前年実績の3.79カ月を上回った。

西部ガス労働組合はベア要求を見送り、病気の治療と仕事の両立ができる体制作りなどを求めた。会社側は15日、両立のためにフレックスタイム制度や在宅勤務などを適用することを回答した。

JR九州は、月300円のベア実施で労組に回答した。ベアは5年連続で、前年と同水準となる。また労組が要求していた従業員が勤務時間を柔軟に設定できるフレックスタイム制度も、一部部署で試行的に導入するとした。1年契約の地域社員の賃金表を引き上げて正社員との賃金格差を縮小することも決めた。

西日本鉄道は14日、組合員平均で月5500円の賃金改善を実施することで労組と妥結。前年を100円上回った。高卒の初任給も1000円引き上げて16万3000円とした。

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