2019年5月27日(月)

モスク銃撃「6分続く」 NZに恐怖と悲しみ

南西ア・オセアニア
2019/3/15 20:07 (2019/3/15 21:24更新)
保存
共有
印刷
その他

【クライストチャーチ=共同】「人々が次々と倒れていくのを見た」。「犯人は50回以上、銃を撃っていた」。ニュージーランドのクライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)で15日に発生した銃乱射事件。地元メディアは銃撃がモスクで6分間にわたって続いたと伝えた。国中が恐怖と悲しみに包まれた。

ニュージーランド・クライストチャーチのモスクの外で人々に避難を促す警官(15日)=AP

ニュージーランド・クライストチャーチのモスクの外で人々に避難を促す警官(15日)=AP

地元メディアによると、事件現場となったモスクの1つは当時、礼拝に訪れた約200人でいっぱいの状態だった。モスク内にいた少年(14)は「まだ震えている」とおびえた様子。近くの路上で子供が倒れているのを見たと話す目撃者もいた。

別の男性によると、犯人は外にいる人を銃撃後、モスクに侵入し、祈りをささげるため最前列にいた男性の側にやって来て「無差別に銃撃した」。犯人が3度、弾を入れ替える音を聞いたが、窓から建物の外に脱出し、命拾いしたという。

生存者の1人で、1998年からニュージーランドに定住しているという男性は「こんなことが起きるなんて想像したこともなかった」と驚きを隠せない様子だった。

悲痛な表情で記者会見したアーダーン首相は、標的になった移民や難民について「ニュージーランドを自分の国として選んだ。ここは彼らの国だ」と訴えた。

当局は、しばらくの間、モスクに行かないよう市民に警告。現場周辺では道路が封鎖され、警察官らが警戒する姿が見られるなど、物々しい雰囲気となった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報