サンバイオの最終赤字29億円　19年1月期

創薬ベンチャーのサンバイオが15日発表した2019年1月期の連結決算は29億円の最終赤字（前の期は39億円の赤字）だった。脳梗塞や、外傷性脳損傷向け再生細胞薬の研究開発費が膨らんだ。売上高にあたる事業収益は51%増の7億4100万円だった。

20年1月期の連結業績は53億円の最終赤字を見込む。今期中に再生細胞薬の販売承認の取得を目指しており普及に向けた製造や物流、販売体制の構築にコストがかかる。年間配当は引き続き無配とする。