高橋道知事、JR北に中計の早期策定を要望
北海道の高橋はるみ知事は15日、JR北海道の島田修社長と札幌市内で面会した。JR北が2018年度内に策定する必要のある23年度までの中期経営計画などについて、高橋知事は早期の作成を要望。島田社長は「計画づくりを進めていて最終段階に入っている」と応じ、月内の公表へ作業を急ぐ考えを示した。
国土交通省は18年夏にJR北に出した監督命令で、同社に中期経営計画と31年度までの長期経営ビジョンを今年度内に作るよう求めている。
高橋知事は道の19年度当初予算で計上を見送った道と沿線自治体による財政支援に触れ、「(自治体の判断は)JRの経営見通しが示されるのが前提。支援を検討するためにも早く計画を出してほしい」と強調した。島田社長は「最終調整で国とも協議している。出来上がった段階でしっかり説明する」と述べた。
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