2019年4月23日(火)

「通勤時座れる」全国に JR西16日開始、西鉄も検討

サービス・食品
関西
九州・沖縄
2019/3/15 17:00
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通勤ラッシュ時などに鉄道会社が有料で座席を提供するサービスが相次いでいる。16日のダイヤ改正に合わせ、JR西日本が神戸線などの新快速に初めて有料座席「Aシート」を導入。九州でも西日本鉄道が2020年春にも採用を検討する。混雑が激しい首都圏で先に広がったが、人口減で鉄道収入の大幅な伸びが見込みにくい中、全国へと波及しつつある。

JR西日本は16日から神戸線などの新快速に有料座席「Aシート」を導入する

JR西日本は16日から神戸線などの新快速に有料座席「Aシート」を導入する

JR西日本は16日のダイヤ改正に合わせ、神戸線などの朝夕の新快速に有料座席車両「Aシート」を導入する。網干駅や姫路駅(いずれも兵庫県姫路市)から野洲駅(滋賀県野洲市)の間で利用できる。

兵庫県や滋賀県から大阪市内などに通勤する会社員などが座れるようにする狙いで、乗車券とは別に500円の追加料金が必要だ。すべての座席にコンセントを備えたほか、テーブルやWi-Fiなどを整備した。

有料座席は首都圏で先に普及しており、拡充の動きが相次ぐ。最近では東京急行電鉄が18年末、平日夜の大井町線と田園都市線の直通運転で「Qシート」を導入したばかりだ。一方の関西では17年に京阪電気鉄道が導入しているが、まだ採用する鉄道会社は少ない。

国土交通省がまとめた17年度の全国の鉄道混雑率データによると、関東の大手私鉄の主な路線で混雑率が150%を超えるのは22線中8線。関西では15線中1線もない。このため首都圏以外では利用が見込みにくいとされていたが、訪日客の増加や高齢化などを背景に「有料でも座りたい」潜在需要があるとの見方が広がってきた。人口減のなか、少しでも収入を確保したいという鉄道会社の思惑もある。

九州では西日本鉄道が早ければ20年春にも有料座席の導入を検討している。路線や料金などは今後決めるが、福岡中心部を通る天神大牟田線が有力とみられ、実現すれば九州で初めてとなるもようだ。

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