OPEC産油国の混乱、原油価格の上昇要因に
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC) 野神隆之・首席エコノミスト
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原油価格が2019年に入って上昇基調を強めている。石油輸出国機構(OPEC)やロシアなど非加盟国との協調減産延長合意にもかかわらず、18年12月はニューヨーク市場で1バレル42ドル(WTI)台まで下がったNY原油は、3月1日時点で55.80ドルまで急伸している。背景に何があるのか。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之氏に聞いた。
(聞き手は松沢巌)
――今年に入...
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