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シリア支援国会合、7800億円支援で合意 目標には届かず

【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)や国連などがブリュッセルで開いたシリア支援国会合は14日、約80の国・国際機関が2019年中に約70億ドル(約7800億円)の人道支援を提供することを約束して閉幕した。国連は会議前に総額で88億ドルのシリア人道支援が必要だと訴えていたが、目標額には届かなかった。

会合は17年4月、18年4月に続き、今回で3回目となった。シリア内戦に巻き込まれた民間人らへの人道支援へ十分な資金を確保するため、国際協調を探るのが狙い。国連とともに会議の共同議長を務めたEUが20億ユーロ(約2500億円)の支援を打ち出した一方、米国は約4億ドル(約440億円)にとどまった。

会議前に国連は、内戦を逃れてトルコやレバノン、ヨルダンなど近隣国で難民として暮らす約560万人の支援に55億ドルが必要だと指摘。さらにシリア国内で人道危機にさらされているシリア国民の支援に33億ドルが必要だと呼び掛けていた。

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