2019年3月25日(月)

大型巡視船「みやこ」が進水、三井E&S造船

日本の守り
自動車・機械
中国・台湾
2019/3/15 7:00
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三井E&Sホールディングスは14日、海上保安庁向けの巡視船「みやこ」が進水したと発表した。約3500総トン、全長120メートルの大型巡視船で、予算上の船価は144億円。中国の海洋進出の活発化を受けて政府は海上保安庁の装備の増強を進めており、大型で高性能の巡視船は商船不況に苦しむ大手重工に恵みの雨をもたらしている。

三井E&S造船玉野艦船工場で進水した大型巡視船「みやこ」

造船事業会社の三井E&S造船の玉野艦船工場(岡山県玉野市)で建造していた。進水後は岸壁で艤装(ぎそう)工事が続き、2020年度に引き渡す予定。

政府は2016年末に閣議決定した「海上保安体制強化に関する方針」に基づいて、尖閣諸島周辺などで活動する中国船などへの監視を強める体制を整えている。本土から離れた海域でも問題なく活動できるよう新型の大型巡視船を相次ぎ投入していて、「みやこ」は3500トン型巡視船の1番船となる。

8日には三菱重工業の長崎造船所で、海保最大となる6500トン型巡視船「れいめい」が進水していた。航続距離や速力などで高い性能を要求される巡視船を建造できる造船所は限られている。付加価値の高い巡視船は大手重工業の造船部門にとって、重要な収益源になっている。

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