2019年5月25日(土)

仮想通貨流出で初摘発 容疑の少年を書類送検、警視庁

仮想通貨
2019/3/14 19:51 (2019/3/14 22:52更新)
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インターネット上の仮想通貨保管サイトを攻撃し、約1500万円分の「モナコイン」を不正にだまし取ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は14日、宇都宮市の少年(18)を電子計算機使用詐欺などの疑いで書類送検した。仮想通貨の流出事件で不正に引き出したハッカーを摘発したのは全国初という。

同課によると、この保管サイトは「Monappy(モナッピー)」。書類送検容疑は2018年8~9月、同サイトには利用者が預けたモナコインを他人に譲渡できる機能があり、短時間で連続利用すると誤作動を起こす欠陥を悪用。実際に指示したよりも多くの金額を受け取ってだまし取った疑い。

運営会社によると、不正出金されたモナコインの被害者は7700人余りに上る。少年は「悪いことだと分かっていたが、ゲームを攻略するような気持ちでやってしまった」と話している。

同課によると、少年は匿名化ソフトを使って発信元をごまかしたり、身分確認の甘い海外の交換会社にモナコインを持ち込んで他の仮想通貨に交換したりしていた。

同課は取引履歴を記録するブロックチェーンの情報を分析し、流出したモナコインの送信先を洗い出して少年を特定したという。

モナッピーは利用者のモナコインを保管し、物販などに使えるサイト。運営会社は18年9月にモナコインの不正出金の被害を公表し、現在はサービスを停止している。

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