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エヌシーエヌの田鎖社長「独自の耐震設計 大型建築に」

2019/3/14 19:05
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木造建築物の耐震設計と関連部材の販売を手掛けるエヌ・シー・エヌが14日、ジャスダック市場に上場した。初値は公募・売り出し価格(公募価格、800円)を52%上回る1214円を付け、一時1241円まで値を上げた。その後は利益確定売りに押され、1100円で取引を終えた。同日に東京証券取引所で記者会見した田鎖郁夫社長は「大型の木造建築物に独自設計の採用を広げたい」と述べた。

記者会見するエヌ・シー・エヌの田鎖郁夫社長(14日、東証)

記者会見するエヌ・シー・エヌの田鎖郁夫社長(14日、東証)

――株価は公開価格を上回りました。

「株の値動きなどに詳しくないが、寄りつきの板(売買注文)を見て、非常に多くの方に欲しいと言っていただいたと理解している」

――成長戦略を教えて下さい。

「木造建築物の耐震性を確保するための高度な構造計算を強みとしている。現在の法律では、木造建築物の場合、2階建て以下、延べ床面積500平方メートル以下などの条件だと構造計算が必要なく、建物の耐震性に乏しい。安全確保のためにも、構造計算をする独自の建築システムを使った住宅の提供戸数を、年間3000棟まで伸ばしたい。足元は年間1600棟で、毎年約7%ずつ増えている。今回の上場によって知名度や信用力が上がるので成長のスピードを速めたい。数年間で達成したい」

「20年3月期は売上高が今期予想に比べ7%増と、今期と同じくらいの伸び率になりそうだ。独自の設計技術を住宅だけでなく(学校や介護施設など)大型の建物にも採用を広げることで、利益率は改善しそうだ。環境性能に配慮したゼロエネルギー住宅が普及しており、住宅のエネルギー性能を計算する事業も伸ばす」

――このタイミングでの上場するのはなぜですか。

「しっかり配当でき、安定的な収益を確保できる状態になったからだ。当社は無借金経営だ。売り上げが伸びるほど現金が入ってくる仕組みが整った。成長戦略もしっかり描けるようになってきたので上場を決めた」

――株主還元の方針を教えてください。

「連結ベースで4割の配当性向を目指したい」

(伴和砂)

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