三菱自・水島「支援継続」 新型軽出荷で地元自治体

2019/3/15 6:30
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三菱自動車は14日、水島製作所(岡山県倉敷市)で軽自動車の新モデルの出荷式を開いた。アライアンスを組む日産自動車が開発や部品の購買を主導した初のモデルで、両社が28日に発売する。地元自治体の首長は継続支援へ積極姿勢を見せたほか、下請けの部品メーカーからは販売増への期待が相次いだ。

新モデルは日産と三菱自の両ブランドで2車種ずつ生産する(14日、岡山県倉敷市の三菱自水島製作所)

式典に出席した岡山県の伊原木隆太知事は、県の製造業の出荷額や雇用者数のうち自動車関連産業が1割弱を占める点を指摘した上で「基幹産業としてしっかり応援したい」と意欲を示した。地元である倉敷市の伊東香織市長も「西日本豪雨災害からの復興へ大きな力になる」と述べた。

式典では三菱自の益子修会長兼最高経営責任者(CEO)から「苦しい時にいつも温かい支援をもらっており、岡山は特別な場所」との言葉が出た。倉敷市と並んで下請けメーカーが多く集積する総社市の片岡聡一市長は、益子会長兼CEOの言葉を受けて「本当にうれしい。市の公用車として購入するほか先頭に立って売っていきたい」と意気込んだ。

三菱自の安藤剛史副社長は記者団に対し、19年度の岡山県内での部品調達額に関して「台数の増加や取引単価の上昇によって18年度比で2倍近くまで増える」との見通しを示した。また、同社は19年度中にも電気自動車(EV)タイプの投入を計画している。

サスペンションアームなどの部品を納入しているヒルタ工業(岡山県笠岡市)の昼田真三会長は「いい製品を作ることは従来と変わりない」と強調。そのうえで「出荷台数が従来モデルから少しでも増えて、EVに向けて勢いが付けば」と期待を込めた。

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