2019年5月20日(月)

北朝鮮公館襲撃に米関与か スペインでCIAと報道

朝鮮半島
ヨーロッパ
2019/3/14 15:36
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【パリ=共同】スペイン・マドリードの北朝鮮大使館が2月22日に襲撃された事件で、13日付のスペイン紙パイスは、同国情報機関などが犯行グループの一部の身元を特定し、少なくとも2人が米中央情報局(CIA)とつながりがあることが判明したと伝えた。スペイン政府筋の話として報じた。

スペイン側の照会に対してCIAは関与を否定したが、政府筋は証拠は固く「(関与否定は)ほとんど説得力がない」とみているという。パイスは同盟関係にあるスペインの同意なく米側が襲撃を実行したとすれば、外交問題に発展する可能性があると指摘した。

2月末に行われた米朝首脳再会談の事前交渉に当たった北朝鮮の金革哲米国担当特別代表は前駐スペイン大使。2017年に北朝鮮の核・ミサイル開発への制裁措置で国外退去処分となった。パイスは、金氏に関する情報収集が襲撃の目的だったとみられるとの関係筋の見方を伝えた。

襲撃した約10人のグループは大使館にいた外交官や職員ら8人を一時監禁し、暴行を加えるなどして尋問したとされる。奪われたのはコンピューターや携帯電話で金品は含まれていないことから、捜査当局は強盗目的ではなかったと判断した。

監視カメラの映像や逃走に使った大使館車などの分析から、グループの大半は朝鮮系の人物だったとされる。記事は韓国が協力した可能性があるとも触れている。

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