ゲーマーに報酬1億円超 SNS投稿に米ゲーム会社
【ニューヨーク=共同】ロイター通信は13日、米ゲーム大手エレクトロニック・アーツが、米有名ゲーマーに、新作オンラインゲームを宣伝してもらうのに約100万ドル(約1億1千万円)の報酬を支払ったと報じた。交流サイト(SNS)で影響力の大きい人物を宣伝に活用する手法が広がる可能性がある。
ゲーマーの「Ninja(ニンジャ)」さんはゲーム配信開始後の2月5日にツイッターへの投稿でゲームの中継を予告。ゲーム動画配信サイト「ツイッチ」でプレーしている様子を見せた。ニンジャさんは1300万以上のフォロワーがいる。
宣伝した対戦ゲーム「エーペックスレジェンズ」は基本プレーは無料で、アイテムなどに課金。配信1カ月後の登録プレーヤー数は5千万人に上った。米エピック・ゲームズが2017年に配信を始め、爆発的な人気を呼んだ「フォートナイト」との競争が激しくなっている。
影響力の大きい「インフルエンサー」の活用を巡り、米アップルは昨年、新型スマートフォンの発表会で写真共有アプリ「インスタグラム」のインフルエンサーを招いた。