2019年3月27日(水)

3容疑者、逃走中に着替えか アポ電強盗殺人

社会
2019/3/14 9:52
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東京都江東区のマンションで住人の加藤邦子さん(80)が殺害された事件で、強盗殺人などの疑いで逮捕された作業員の小松園竜飛容疑者(27)ら3人が、現場から車で逃走している間に服を着替えたとみられることが14日、警視庁への取材で分かった。同庁は、犯行用の服を用意するなど周到に準備して強盗に及んだとみている。

加藤さんは2月28日午後2時前、手足を縛られ亡くなっているのを訪問したケアマネジャーが見つけた。同日午前11時から11時半ごろにかけ、黒っぽい上下でフードをかぶったマスク姿の3人組がマンション玄関を出入りする様子が防犯カメラに映っていた。

捜査関係者によると、3人組は現場付近で軽乗用車に乗り込み、神奈川県方面へ逃走。警視庁が道路沿いの防犯カメラの映像などで車の動きを追跡したところ、真っすぐ小松園容疑者が住む川崎市に行っていた。映っている服装が移動途中で変わっており、車内で着替えたとみられる。

川崎市に行った後、小松園容疑者と他の2人は別れて逃走したとみられる。

加藤さん宅にはケアマネジャーが週3回、午後に訪れて掃除などをしていた。同庁は、3人が加藤さんの生活スタイルなども事前に調べ、周到に準備して犯行に及んだとみている。

小松園容疑者以外の2人は地元・長野の同級生だが、3人共通の接点は分かっておらず、背後に指示役などがいた可能性もあるという。

捜査関係者によると、加藤さんは事件前の2月中旬ごろ、自宅にある現金の額を尋ねる電話があったと知人に明かしており、警視庁は強盗目的の「アポ電(アポイントメント電話)」だったとみている。都内では19年1~2月に渋谷区で相次いだ2件の緊縛強盗でも事前のアポ電があったことが分かっており、同庁は3つの事件の関連を調べている。

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