/

栃ノ心、盤石の体勢も辛勝 苦しい土俵続く

右を差した栃ノ心は、絶対的な武器である左上手を今場所初めて引き、さらには右下手もつかんだ。1年ほど前なら豪快につり上げていたところだが、今のカド番大関はこれでも盤石とはならない。錦木に振られてバランスを崩し、伸びきった一枚まわしのまま強引に前へ出た。土俵際で粘る相手にてこずり、懸命に体を預けながら、やっとこさ俵の外に出した。

栃ノ心(左)が寄り倒しで錦木を破る

3連敗を免れて星を五分に戻した31歳は「ほっとした」と一息ついた。土俵際の場面を問われると、「(腰が)高かったし、もっと膝を曲げていかないと」と反省の弁。そして「気合をどこまで入れていいのか分からない」と悩める胸中を明かした。

新大関で迎えた昨年7月の名古屋場所で右足親指を痛めてから、すっかり影が薄くなった。怖々と取って相撲が小さくなってしまった印象で、「自信をなくした」と漏らしたことも。右太ももを痛めた先場所は一度も勝てぬまま途中休場した。今場所も苦しい土俵が続くのは必至で、踏ん張りどころだ。栃ノ心は「(カド番脱出へ)早く8番勝ちたいね」とつぶやいた。(金子英介)

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン